後発医薬品や新薬2製品が好調―明治HD(医療介護CBニュース)

 明治ホールディングスは5月13日、今年3月期(昨年度)決算を発表した。医薬品事業(農薬・動物薬を含む)の売上高は1276億円で、農薬・動物薬が減少したものの、昨年8月に発売した抗菌薬オラペネム、9月発売の抗うつ薬リフレックスの新薬2製品が寄与するとともに、後発医薬品が146億円(前期比36%増)と好調に推移した。

 最主力品の抗菌薬メイアクトは、「新型インフルエンザの流行により、うがいや手洗いなどが徹底された影響から、抗菌薬の出番が少なかった」(広報担当者)ことから、前期から売り上げが7%低下したという。

 今年度については、新薬2製品と後発品の販売拡大、徹底したコストダウンによって、薬価引き下げの影響の克服を狙う。新薬2製品が今年度、年間を通じての寄与になることや、後発品の売上高170億円を目指すことなどから、医薬品事業全体の売上高は前期比2.8%増の1312億円と予想している。

 同社は、明治製菓と明治乳業が昨年4月に経営統合し、両社を完全子会社とする共同持株会社として設立された。医薬品事業は明治製菓の「薬品」セグメントに、明治乳業の医薬品事業を加えたもので、個別医薬品の売上高は開示していない。


【関連記事】
新作用メカニズムの抗うつ薬を発売―明治製菓とシェリング・プラウ
最主力のアルツが9%の伸長−科研製薬
今年度の業績、「大幅な減収・減益を予想」―田辺三菱
13年度底にV字回復目指す―武田薬品
タプロスの伸長も国内医療用眼科薬の売り上げは横ばい―参天製薬

2審も掛布さんに支払い命令 大阪高裁(産経新聞)
宮崎の口蹄疫で殺処分の家畜、国が全額補償(読売新聞)
友人が酒気帯び当て逃げ、同乗の警官逃げる(読売新聞)
自民・青木前参院議員会長、参院選に出馬せず 脳梗塞、引退か (産経新聞)
ほめられたら要注意…多額現金請求の悪徳商法(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。